脳・意識・超意識  

−魂の存在の科学的証明−

本山 博著



B5判上製 定価 12,000円
ISBN4-87960-060-1 C0014
2003年12月発行


現代脳生理学の研究を多角的に解説し、脳生理学研究は覚醒系、睡眠系の局在、各ニューロンの機能を明らかにした。脳の各部におけるモジュールの研究によって、モジュールが視覚的知覚、記憶、思考、概念の構成等を行なう上で重要な機能を果たすことを明らかにし、知覚、意識機能が脳の特定の部分と密接に関連していることを明らかにした。
 しかし、脳生理学の研究は脳の各部分と意識との密接な関係を指摘したが、意識内容を直接把握することは不可能であり、両者の相関のメカニズムも未解明であることを指摘し、超常現象の実験結果に基づいて、意識は本来、非物理的次元にその根源をもつことを明らかにし、魂の存在を、間接的にではあるが、科学的に証明した。この物理的次元を超えた超意識(魂)が、脳と意識を相関せしめるのである。 

本山 博

<序文>
『脳、意識、超意識』の総序

 2001年のアメリカ・ニューヨークでのテロは、人類社会のグローバル化が急速に進み、各民族のもつ宗教、文明、ものの考え方、生活様式等の違いが表面に現れ、互いに自己主張し、争いとなり、遂にテロとなって現れたものと考えられる、
 何千年もの間、それぞれの地域で、それぞれの宗教をつくり、文明をつくってきた人間とは何かを、より根源的に考え、未来のグローバル社会を築くための基礎となる社会実現のために、改めて、「人間とは何か」を問い、第1章では、脳と意識の関係を最新の脳神経生理学の成果を踏まえて考察し、次いで第2章では、超常現象、超能力の生物物理学的研究を通じて、人間の心は単に脳に依存してのみ働くものではない、超物理的次元の働きをもつことを明らかにし、第3章では、超時空的意識―超意識とは何か、意識、自然と超意識との関係は何かについて、私の神秘体験に基づいて考察した。

 第1章では、最新の脳神経生理学が鋭意、意識と脳との関係を機能的に、解剖学的に明らかにしたことを必要な限り詳述し、現在の脳神経生理学では、意識と脳神経との間に機能的且つ解剖学的に密接な関係のあることは言いうるが、それ以上のことは言えない。つまり、意識は脳神経の機能の延長にすぎないとか、意識の当体、心は脳神経系とは別の存在であるということは言えないことを結論した。

 第2章では、超常現象や超常能力の生物物理学的研究、超心理学的研究を通じて、心は脳に依存して働く意識の面だけでなく、脳に依存しないで働く超常的な面をもっていることを明らかにした。この超常的働きをもつ心は、物理的次元の時空には制約されないことも明らかとなった。

 第3章では、脳とか身体とかの有機的物質系に依存しないで、物理的次元の時空に制約されず、物理的次元の因果律に従わないで存在し働く魂あるいは超意識とは何か、それには如何なる種類と存在の階梯があるか、どのような働きをするか、意識と超意識とはどのような関係にあり、相互間の交渉、伝達はどのようにして行なわれるか、超意識と自然との関係、超意識と霊との関係はどのようなものか等について、私自身の宗教的体験、超意識体験を基にして、形而上学的、存在論的立場に立って、以下に詳述したい。

目次・序文  第1章、第2章、第3章   


Books by Hiroshi Motoyama
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