説明
この本は、死後の世界は本当にあるのだろうか、そこで魂はどんな生活をしているのだろうかということを、私自身の修行、多くの方たちのこの世の苦しみに対する神霊相談を 通じて体験した実例を示しつつ、死後の世界、魂は確かに実在し、且つ、私達の魂、生活と密接に相互相関しながら、時には低い次元の魂はこの世の人びとを苦しめ、高い魂は人 びとを導き幸福な生活へ導いてくださるということを、体験的事実に基づいて、そのままを書いた本です。
この本の実例からも解るように、人間は単なる身体と、脳に依存する心、意識だけでなく、最も人間の存在の基本となるものは魂であり、魂は肉体がなくなっても決して滅びる ものではない、魂こそは、人と共存し、人びとを助け、同時に自分の存在を確立する愛と智慧をもち、社会と自分を共存せしめうる自由と規制を両立させる働きをする。
そして、 この世の真実、魂の世界の真実を直観し、これらを形成し、創造し、改善する創造力をもっていることを実感されるでしょう。
魂こそは、人間をより広く、深く、高い次元に進化させる源なのです。
魂の愛と直観智をもって人や物や自然の本質と一つになると、人を助け、物を成り立たせる創造力が自然に湧いてきて、どんな困難なことも必ず成就しうることを解って戴けれ ば、人間の偉大さが自覚でき、身心共に安定して、豊かな愛、智慧、創造力に満ちた魂に基づいて、この世でも死後の世界でも高い次元の境地に進化発展できると信じて、生きて ください。
これが、この本を書いた著者の願いであります。
序
1章 魂との出会い
- 白王との出会い
- 魂のもつ能力、生活の特徴
- K.M.の前生の魂
2章 死 → 霊界への魂の移行
- チャクラ
- 人の死についてのヨーガの教え
- 母のチャクラ体験(アナハタ→心経の尖端から金の光の玉が出かける)
3章 マナ識の魂の世界の三階梯(次元)
- マナ識の世界の下界について
- (1) Sの父親の苦しみ
- (2) 大山の「つぶれの家」(病人や事故の多い土地について)
- 上界について
- (1) 伊藤 まよさんの話
- (2) H・A.さんの話
- (3)上界の魂について
- 最上界の魂
- (1)(玉光神社境内内の)地主様の霊界の生活
- (2) アストラルの最上界の魂について
- (3) 上界と最上界の魂の周期
- マナ識の魂の存在性の特徴と能力
- (1) マナ識の魂はマナ識の次元の霊体をもっている
- (2) 霊視能力をもつ
- (3) 二重視
- (4) 魂は、生きている人の魂のみを霊視する
- (5) マナ識の魂の主たる精神的働き
- ① 下界の魂の特徴―恐怖心、肉体的苦痛に執われている
- ② 上界の魂の特徴-感情、イメージ、想念、超感覚、魂の意志がこの世へ向いている
- ③ マナ識(アストラル)の時間と空間
- ④ 最上界の魂の特徴と能力(地主様について)
- (6) マニプラチャクラ
4章 カラーナの魂とその世界
- カラーナの魂に目覚める
- (1) カラーナの魂に目覚めるための修行法
- (2) 超意識の働きの出現
- カラーナの魂に目覚めると、何ができるようになるか
- カラーナの霊力の創造力
- カラーナの魂との出会い
- (1) 妙光之神を御神前で霊視
- (2) スペインでの国際学会―カルマの再現―
- (3) パチータの心霊手術と、自分で行なった心霊手術
5章 カラーナ次元の神々との出会い
- 土地の神々
- 葛城山の神
- 出雲側のタタヌイ(多々奴比)の神
- 石舞台の魔神
- 大和側の神
- カラーナの魂の特徴と能力
- (1) 物質支配の能力
- (2) 愛の深さ、広さ
- (3) 男女の性別は本質的にはない
- (4) 高い次元のカラーナの魂
- (5) 直観智
- (6) みなもと先生のこと